読書感想文 小学5・6年生では、ただ本のあらすじを並べるだけでなく、「なぜそう思ったか」「自分の心がどう動いたか」といった自分の感じたことをしっかりと書き表すことが求められます。これは高学年だからこそできる、思考と言葉の表現力を育てる大切な経験です。
とはいえ、「何を書けばいいのかわからない」「本の内容をまとめるだけになってしまう」という声もよく聞かれます。そんな時に役立つのが、書き方のコツやテンプレートの活用法、そして親がそっと寄り添ってサポートするポイントです。本記事では、読書感想文 小学5・6年生のために必要なすべてを、わかりやすく丁寧に解説します。
A. 感想文作成に役立つ資料 ダウンロード一覧
まずは、感想文を書く際に便利なテンプレートやアイデアメモを用意しましょう。下記から無料でダウンロードできます。
| No. | 内容 | ダウンロードリンク |
|---|---|---|
| 1. | 読書感想文テンプレート(選書理由〜まとめまで) | ダウンロードはこちら |
| 2. | 感想を広げる質問集&下書き用メモ用紙 | ダウンロードはこちら |
B. 小学5・6年生向け感想文の基本と工夫
書き出し:「この本を選んだ理由」から自然に入る
読書感想文の最初は、「どうしてこの本を読もうと思ったのか?」という本との出会いのエピソードを書くのがおすすめです。
- 題名に惹かれた
- 昔アニメで見たことがあって気になった
- 先生や家族にすすめられた
こうした自然な導入が、読み手に興味を持ってもらえるポイントになります。
感想文の基本構成(4パート)
読書感想文は、以下の4つのパートに分けて書くと整理しやすく、読みやすい仕上がりになります。
| パート | 内容 | 書くときの視点 |
|---|---|---|
| 1. 導入 | 本のタイトル、選書理由 | なぜこの本を選んだのか? |
| 2. 印象 | 心に残ったシーン・セリフ | どこに心が動いたのか? |
| 3. 感想 | 考えたこと・共感・自分との違い | 自分と比べてどう思った? |
| 4. まとめ | 学んだこと・伝えたいこと | 何を感じ、どう行動したい? |
あらすじに頼りすぎないための工夫
読書感想文がただの要約にならないように、以下の工夫を意識しましょう。
- 出来事+気持ちのセットで書く
例:「主人公が迷子になった場面では、自分も不安な気持ちになりました。」 - 印象に残った場面は1〜2箇所に絞って深く掘り下げる
- あらすじは短めにし、自分の考えを中心に展開する
感想を広げるための「問いかけ」リスト
書くことに迷った時は、自分に問いかけてみるのが効果的です。以下のような質問が感想を広げるヒントになります。
- 一番好きな登場人物は?なぜ?
- 自分だったら、どうした?同じことができる?
- どんなところに驚いた?
- 読んだ前後で考え方が変わった?
- 主人公と自分に似ているところはある?
書きやすくなる接続フレーズ集
つなぎ言葉を知っておくと、文章が書きやすくなります。
- 「この本を読もうと思った理由は〜です」
- 「特に心に残ったのは〜という場面でした」
- 「もし自分だったら、〇〇すると思いました」
- 「この本を読んで、〇〇の大切さに気づきました」
- 「これからは〇〇を意識して行動したいです」
テンプレートの活用で安心して書ける
以下のようなテンプレートに沿って、まずは箇条書きでメモをとり、その後文章にすると、スムーズに書き進められます。
読書感想文テンプレート(5項目)
- この本をえらんだ理由
- 心に残ったシーン
- そのときの気持ち
- 自分との共通点・違い
- 読んで考えたこと・これからしたいこと
原稿用紙の基本ルールを守って清書
- 1マスに1文字、句読点や記号も1マス
- 段落の最初は1マス空ける
- 会話文や引用部分は「」を使って改行
- 名前・学年・タイトルは所定の位置に記入
まずは下書きで自由に書いてから、清書時にルールを意識すれば問題ありません。
親のサポートは“応援役”に徹するのがコツ
OKなサポート
- 本選びに付き合う
- 読後の感想を一緒に話す
- 「どこが面白かった?」「それってなぜ?」と問いかける
- 書いた内容の誤字や意味の確認を一緒に行う
NGなサポート
- 親が代わりに書いてしまう
- 「こう書いた方がいい」と言いすぎる
- 書き方に厳しすぎる指導をする
読書感想文は、子どもが自分の気持ちに気づく体験です。親は手助けより「寄り添う」姿勢が何よりも大切です。
まとめ:自分の言葉で書いた感想こそが一番の宝物
読書感想文 小学5・6年生では、あらすじや立派な文章よりも、自分の心が動いた瞬間を素直に表現することが何より大切です。テンプレートや質問リストをうまく使いながら、段階的に「書けた!」という達成感を目指しましょう。
- 構成は「導入 → 印象 → 感想 → まとめ」が基本
- あらすじに偏らず、「気持ち」をメインにする
- 親はナビゲーター役に徹してサポート